彼らのライブのほとんどが学校公演にての伝統和楽器文化の良さを伝える為のグループです。過去に吉田兄弟のライブで出演してました!貴重なアルバムがawaにも配信されている記念です😌
「WASABI」は吉田兄弟の兄・吉田良一郎が取り組む新しい試みである。
かつて自分が修業時代に尺八、太鼓、三味線だけで紡ぎだされる新しい音楽を聴いて感動したように「和楽器だけの音楽で“和の格好良さ”を追求し、若い人たちに伝えたい」と吉田はいう。そのために彼はまず、尺八の元永拓、太鼓の美鵬直三朗という同世代の奏者達とユニットを作り、生徒を対象にした学校公演の活動を3年前から始めている。先入観のない子どもたちはその分、反応がダイレクトだ。「学校公演では体験コーナーを設けていますが、体験した子どもたちは目をキラキラさせています。その後の演奏への反応もすごく良くなる」。きっかけと機会さえあれば、子ども達も興味を持ってくれる。そう感じる中でずっと「和楽器を紹介するのであれば、箏は欠かせない」と考えていた。そして2年越しのラブコールの末、市川慎が加わった。
和楽器とひと括りにいえども、民謡を奏でることの多い津軽三味線と太鼓が、三曲などの古典に取り組む箏や尺八と一緒に演奏する機会は少ない。ましてや津軽三味線と箏の組み合わせはめずらしい。ここに邦楽界も注目する和楽器ユニットが誕生した。
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