"パアプルは死んでいた" パズルを解いてる 紡いだ糸と世界線 泡(あぶく)が呼んでいる 記憶は無かった 貴方 私 拒絶 眩暈迄 麻酔を呑む貴方が 禁忌ならば 総て理想に浸して 泣いて 煌めいた この哀は凪いだ 鴉が鳴いた 魔法がまた黒に成り 消える ただ咲いた 菫の花弁 二人を模して 結ばれない私を壊してみせて 滿たされて 犯された罪は 香水の様に 魔法がほら架かってゆく 宙に 揺らめいだ 温もりも永遠も 狂信の所為だ 描いた美学、燃えてゆく。 貴方、眠ってく。 黒魔術も 呪詛も魔具も 嘘ではなくて 屹度見据えていた 事の末はふしあわせ 消滅した未来 何度戻れても 同じ道に回帰 末路迄 麻酔を摂る私が 殺意ならば 総て悪夢に還して 抱いて 貫いた この愛は"無い"だ 何かを欠いた 私はもう黒と成り 消した ただ散った 菫の花弁 こころを模した 救えない魔法で世界を殺して 秘められて 風化した解を 口に含んで 魔法をまた架けてゆくの 空に 崩れてく やさしさも影も 狂信の所為だ 描いた美学、燃えてゆく。 ふたり、眠ってく。 どうして貴方救えないの 魔法が使えなきゃよかった この記憶だって残るでしょ 後悔ばっか抱いてるんだ こんな時だけ助けないでよ そんな魔法の話だ。