僕らが目指した華の道は 荒んでいる惑いの園だった 価値を見誤るとは 思い煩わしいわ そうでしょ? 履き違えたわ階級なんて 財力で決まるわけじゃ無いのに 名のあるだけの米米に 尊敬なんてしちゃって あの世に行ったら救われますとか 善行によっていずれ報われますとか 縋るもの間違ってる 奴にはなりたくない 無くしたものには 亡くすだけの因果がある 時計の針と同様に 取り戻すことは出来ないのです そうでしょ? 「この世界は腐っちまってんだ」 はたまた 「まだ捨てたもんじゃない」とか 浅瀬で物申してるみたいな音楽商が 嫌い 受け売りのロックが受け 入れられているならば 写実的な オーケストラは時代に葬られたね 僕ら行き着く果てはおよそ 土の中で安らかに眠る 我らルーブルは時を経て 曲解された美学に釘を刺す 本能に打ち勝つためには 相当量の理性が必要 乗り越えた彼らに賞賛を 貧しさを知らぬ富たちは 立ち入らすな共感性が 乏し過ぎて彼らには ただの絵にしか見えない 願いが一つ叶うならば 生まれ変わったならこの世界は 何色に見えるだろうか どんなメロディなのか 偉大な曲の作者の息遣いが 聴こえる程の距離に咲く 草木になりたい