日没が近付けば 底知れぬようなさみしさが 影のように付いてきて 心がまたおかしくなるよ 見えない 聞こえない 目を閉じ浮かべる あなたの背中を 染め上げた夕陽の赤色 取り憑かれて 我を忘れ それほどに愛するなら 間違えても仕方ないよ 命など揺らめく炎 自分なんて何処にも 見当たらないのは知ってた 求められるわりには 空っぽだと身に堪えた 綺麗なものたち いずれは去りゆく それならわかってる とてもわかり過ぎるからこそ 構わないで 逃れながら 凍える身体よこして 溢れ返る悲しみなら この胸に流してしまえ