夏の日差しに照らされて 二人はしゃいだあの日 サンダル持って駆け回ってた 私をみてさ 「可愛いね」って微笑んだ 君は遠くへ行った お互い隠してた些細な気持ち重なり 胸の奥の棘が君を刺した 何も言えなかった私は プールサイドに立ち尽くした 待ってよ 離さないでよ 心の中で叫んだ 聞こえるはずもないのに 置き去りにされた タオルと私 変われずにいる私は まだあの日の住人 君はどうしているのかなんて わからないけど 君の中で私はただの脇役だろな 青い鳥が知らせてくれるの 君の毎日 君は新しい相手がいるみたいね 何もできない弱い私は 部屋に一人こもりっきりで 君は強い 私は…そんなことばかり考えて 変われずにいるのに 箱の中 君はもう知らない人なの プールサイドに置き去りにされた タオルと私