荒波もさざ波も おんなじ場所から生まれたの 濁りない前向きさ 知らない日がつくったんだね 苦しい気持ちを のみこんでは 疑わずに流れついた ガラス玉 長く浸るほど 離れがたく 夕立を凌ぐほどの 短い季節が さえわたっていくよ もう帰ろう、あと少し きこえてくる子どもたちの 賑やかな夕焼けと さようならが重なってく 疲れて眠った 窓を開けて 草の匂い 遊ぼうよと呼ぶ声 たくさんの記憶が蘇る 貝がらの宝もの たかい空まっすぐ さえわたっていくよ 夏になると思う 大人になって思う 今までもこれからも 光る水しぶき一瞬の 長く浸るほど 離れがたく 夕立を凌ぐほどの 短い季節が さえわたっていくよ たくさんの記憶が蘇る 貝がらの宝もの たかい空まっすぐ さえわたっていくよ