♪ 生きてる辛さに泣いて眠った あなたの寝顔を憶えておこう 目覚まし時計が鳴る頃 僕は北ゆく船から 海を見るだろう 身体のしんまで凍る都会で 口びるよせても寒がるあなた 無邪気にギターを弾いてた指も 涙をふくたびこんなにやせた あふれる若さを想い出に変え 二人の季節が燃えつきてゆく 傷つき力の尽きたあなたに わかれがせめてのやさしさでしょう ♪ 旅立つ想いを知っていたのか 昔の写真を見ては泣いてた 古いレコードが針とぶように 「好きよ」とそれだけ くりかえしてた 船出のテープが波に消えても 心のきずなはきれないはずだ あなたのマフラー 首に巻いたよ 潮風吹いたら ぬくもり抱こう あふれる若さを想い出に変え 二人の季節が燃えつきてゆく 傷つき力の尽きたあなたに わかれがせめてのやさしさでしょう