諦めではなく 新たな決意だ 残機が0でも 続いていく息は 気を遣って笑っている それでいいと思っている 微熱を纏ったまま 僕らは迷っていた それだけでいいんだよな このままできっといい 飛べないグライダー まだ地面を歩いていた 遠いけど空は見える 死後の評価には 縋りたくないよな 締切なんて無くても 焦っている意味は 瞼の裏に居座る 楽しかった思い出が 僕の両肩を揺らす もう何回目だ 卒業式の朝みたいな気持ちを まだ待っていた 裏紙に書いていた 僕の未来予想では どんな顔をしていたかな 微熱を纏ったまま 僕らは迷っていた 遠いけど空は見える まだ平気なふりをしてみる