「ここから見る夕焼けが好き」だと よく歩いた鉄橋の真ん中で 誰かの花火をふたりで見ている 大人の顔してる黙ったままのきみ すべては僕のせいさ あんなに無邪気だったのに… きみのほうが僕をおいて行けばいい こんなに綺麗だった今年の夏が終わるよ きっと この八月を僕は思い出すだろう それでも… ウォーホールのビルボードの下で よくふざけてモデルのまねをした 交わしあったよね? くすぐったいような約束とくちづけが胸をしめつける ごめんね そうじゃないよ… おそらくきみが僕を変え 僕がきみを変えた 悲しいけれども 何かを待ってるように伝わる肩の温もり だけど 僕はきみを引きとめたって 何も出来ないよ もう何も… きっと 誰からも愛されるきみの心配なんかは少しだけでいいね? このまま行けばいいよ いいから振り向いたりせず ひとり夕暮れ時 溶けていくように… 自分を責めるように 時々落とす溜め息 僕は 夏が行くのをまだしばらくはここで見ている すべては僕のせいさ あんなに無邪気だったのに… きみのほうが僕をおいて行けばいい ごめんね そうじゃないよ おそらくきみが僕を変え 僕がきみを変えた 悲しいけれども どんなに時が過ぎて すべてをきみが忘れても きっと この八月を僕は覚えてるだろう いつまでも …忘れずに…