絡めた指先が 一つに融け合うみたいに 互いの体温を 感じ合えた日々 色もなく流れてゆく 時間が連れ去ってしまう あなたの面影 砂塵舞う彼方へと‥ 涙よりも深い 藍色の雨 潤した 想いの砂漠 その片隅 凛と咲いている 一輪の愛の名残り 別れよりも辛い 夢の続き とどまると 決めたのはきっと 偽りのない 二人の記憶が 私の道標だから はじめて口づけた あの日にかけられたままの 永久に解けぬ魔法 今も切ないほど 唇にこの身体に あなたが刻まれているから もう一度だけ その腕に抱かれたい 心よりも深い 魂の声 指先が あなたを求め 闇を彷徨い 熱を失い それでもまた手を伸ばす 別れよりも辛い 夢の続き とどまると 決めたのはそう この愛だけ 貫きたいから 願いは真実のままで 涙よりも深い 藍色の雨 潤した 想いの砂漠 その片隅 凛と咲いている 一輪の愛の名残り 別れよりも辛い 夢の続き とどまると 決めたのはきっと 偽りのない 二人の記憶が 私の道標だから