足音一つ響く街角、 喧騒は少し遠く 近くに居てそれだけに 気付けなかった距離取り繕う 身に着けていたproudを捨てて、 君が抱いていた痛みを全て 受け止められてたのなら よかったなんて今更思うよ 言葉なんてものは幾らでも、 気持ちなんてものは幾らでも 君に届くなら叫んでいよう 例え恋に堕ちたその時が、 例え声を聞いたその時が 全て間違いだったとしても 今すぐに君を連れ去りに 僕は向かうよ 肌に突き刺さる夜風を追い越して 今すぐに君を連れ去りに街を走るよ 笑って泣いて抱き合えたあの頃へ 零れ落ちた思い出の数 破れた写真を貼り合わせて、 思い出すんだ 君の体温 途切れた受話器の向こう側で 確実に時間は流れ 求められる程君は 大人になって美しく変わる やり場の無い孤独の塊も、 君の居ない隣の空白も、 明日の見えぬ闇の中は 憎しみさえ愛しく思えた 言葉なんてものは幾らでも、 気持ちなんてものは幾らでも 君に届くなら叫んでいよう 例え恋に堕ちたその時が、 例え声を聞いたその時が 全て間違いだったとしても 今すぐに君を連れ去りに 僕は向かうよ 肌に突き刺さる夜風を追い越して 今すぐに君を連れ去りに街を走るよ 笑って泣いて抱き合えたあの頃へ 写真を眺めてすごした時間が、 想いを重ねて暮らした時間が 降り積もり 少しは僕も大人に変わったんだ 笑って泣いて抱き合えたあの日より