シュガーは2つ 甘いのが好きだから 大きなポットふたりで分け 声をひそめて感想を言い合えば 話題尽きないカモミール ハッピーエンドの解釈もアリだと 同時に言うから恋に落ちた 物語は終わらない 何度読んでも しあわせは色褪せないメモリー タイムマシン飛び乗って 間に合うかな オルガン坂 曲がり角のカフェまで ペーパーバックのフィナーレ陽気に 書き換えに行きたいよ 「かんじんなことは 目に見えないんだよ」 蛍光ライン引かれた意味 いつか見つけてくれたらさ その時は 星を探して笑って 趣味も性格も似てるふたりだから 沈黙のリズム同じだった スペアキーを託しても 大好きな分 切なくて色褪せないメモリー タイムライン埋まってく 君との刻(とき) 楽しいこと あふれる程いっぱい まだまだあるんだ ご機嫌な歌も ときめくような夢も 赤いバラをひとつ慈しむように かけがえない恋を急がないで タイムマシン戻れたら 後ろ向きな ため息まで掻き消すよなメロディー 鳴らして カメラロール思い出は スクロールで 過ぎ去っても色褪せないメモリー タイムマシンいらないの 改札口 手を振ったら素敵な日が待ってる 信じていいでしょ 背中押すように やわらかな風 吹いた