僕のことをあるべき姿へ変えていく 指と言葉のあたたかさを想っている 一日を、また一日を戻して 出来るだけ二人は長く生きよう 目を閉じたらとても暗くて 目を開けたら選ぶことが あまりに多すぎて 寄せては返す狂気の樹海で 帰り道がわからない 僕はいま地面に ひざまづいて 頭を撃たれた 「ここにいたければ笑っていろ」と 鬼が言っていた 外は今強い雨だよ 全てが流されて 二人は嬉しかった 一日を、また一日を戻して 水銀灯の中 青い時間の蛹になろうよ きっと磁石の青い方くらいは 白い麻酔の嘘くらいはわかるよ 僕の糸がほどけて散らないように もうだめだと思っているとしても 間違いは持ちきれない 償いは置く場所がわからない 本当は誰も悪くないと 誰が言っていた キミのことをあるべき姿へ 変えていくもの キミの糸はほどけてしまわないさ 歪まないでいいさ もう大丈夫だよ 忘れにいこう