おやすみ 語りかけても 返事のない ひとりごと 黙ったまま 先立った あなたのあと 辿る淵 前触れもなく、 儚く 思わず顔を 何度も覆ってた 怒ることも 雑になることもなく きっとわたし 急いでいるのかな 記憶を ひらひらと 落とすたび あなたは誘う ただ 安らかに 結わいた髪の おくれ毛が 風に揺れて ぼんやりと あなたの 指先が 肩に触れた 気のせいね 海より青く、 包まれて 私の空 駆け抜けたあなたに 稲妻のような、 ひとときを そっとわたし 感じて生きてるの ゆっくりと あなたを呼ぶ 親しんだ しぐさになる おやすみ 何もかも 忘れて今夜も あなたに 逢いにいくから LaLaLa