駅のホーム 向こう側に貴方の姿 3号車の2番目 7時13分 電車が行くよ あの時どうして貴方と私 あんなに近くで 笑い合えてたんだろう 手を伸ばしても届かない距離に 今、後悔よりも納得が私を襲う 灰色のマフラーを巻いた貴方は 私の知らない背中を見せるの 今日も貴方に会える期待をして 会いに行くの この場所に でもね、気付いてくれない 貴方はもう 私を好きじゃないから 電車の音は消えてゆくのに 心の音はまだ消えないまま 永遠に続くと思っていた 貴方の感触も匂いとか その瞬間が泣きたくなるほど今 こんなにも愛おしく感じる 逆方向 進んでいく つめたい風は振り向いてくれるけど 貴方はこっちを見てくれないんだね 行かないで 行かないで そう叫んでも きっと届かない 今日も貴方に会える期待をして 会いに行くの この場所に でもね、くすんで見えるの ぼやけた景色は もう見たくないから 貴方はもう新しい 景色を見ているはず 私も進まなきゃ