君を追いかけた快晴の空まで 風が運ぶ声を たよりに舵を取る 確かな答えなど ありはしない旅路で 絵空事さえも信じれたら出会える 気がして 夏兆す風に吹かれて旅立った 君の面影 溢れ出す涙の行方をただ 見送るばかりで 伝えるように 伝えるように いつか辿り着く快晴の空へと 孤独を知って立ち止まったときも 襟を揺らした吹き抜けた風の向かう 方へ 身を任せてみよう 夕凪へ語るに落ちた本音には 気づかれぬよう 重なった いつかの影の中へそっと隠して 夏兆す風に吹かれて旅立った 君の面影 思い出す言葉の欠片がまだ熱を 帯びている 聴こえたような 聴こえたような 未だ見果てない快晴の空から 空を仰いで愛を歌って 夏めく君へのはなむけを 夢を託して明日を目指して きらめく僕らは風に乗る