台風が去った夜に ざわつく街 部屋に1人こもり 読みかけの本を読んだんだ はっとする言葉 流されていく 日々の不安とか 連れ去ってくれないか 抱いた気持ちとか 言えなかった サヨナラ 光の中で 台風が去った夜に 水面に浮かんでる月 家のドアを開け 金木犀の匂いが はっとした胸も 刻まれている いつかの痛みも 連れ去ってくれないか 思い出す景色と 言えなかった あのサヨナラ 記憶の奥で 大事なモノに気づいた時には 大抵失ってるよな 失ったモノに気づいた時には 何もできずにいるんだ 何もできないと気づいた時には 前を向くしかないよな 歩いてはみるけど 答えは出ないな 雨降りしきるこの街で 僕ら夢を見ようぜ 雨降りしきるこの街で 夢を叶えてこうぜ