不思議少女なっちゃん

歌詞

なっちゃんは16歳 ルックスは普通、中の中 ぽてっとした唇と 茶髪が目印なのです なっちゃんは年上の 人を信じすぐ好きになる 携帯電話で今日も 誰か会える人探してる 知り合ったあの人は なんだか優しそう なっちゃんは制服で新宿へと向かう 不思議少女なっちゃんは 人見知りだからうまく話せない 不思議少女なっちゃんは 身体でお話しするのです 不思議少女なっちゃんは 恋に恋焦がれ恋をする 不思議少女なっちゃんは 貞操観念 少し壊れてる なっちゃんはほんとはね 彼氏が欲しいだけなのに 幸せが見つからなくて 今日も誰かと会うのです なっちゃんは勇気を出して 優しいその人に言いました 「他の子ともう逢っちゃダメ」 その人微笑むだけでした 「好きだよ」と 抱きしめてほしいだけなのに なっちゃんはうつむいて 東西線で帰る 不思議少女なっちゃんは 人見知りだからうまく話せない 不思議少女なっちゃんは 身体でお話しするのです 不思議少女なっちゃんは 恋に恋焦がれ恋をする 不思議少女なっちゃんは 貞操観念 少し壊れてる それから20年が過ぎて なっちゃんも年を取り 気付けば周りは年下で なっちゃんはひとりきり 大人になったなっちゃんは お金で幸せ買えると思い 大人になったなっちゃんは 気付けばたくさんお金借りてた 不思議少女なっちゃんは もう少女とは言えない年齢に 不思議少女なっちゃんは 16歳のまま 大人になりました