アイデンティティはもうとっくに取られちまった サイデンティティって言葉急に思い付いてしまう 画面上で言い訳し合う虚しい集団 見つめながら今日もここに立っている ああ、僕はここで何をしてる? さっきから鳴りやまぬ警報 どうかしてると怒鳴り散らしていたんだ ああ、どうなんだ? 僕はどうなんだ? 忘れようと覚えようと問いただすけど死にはしないさ ああ、どうだって? 君はどうだって? どうせ僕と同じでしょって 言い切った後自分で後悔してしまった クラクションの音が今日はやけに響いてしまうな だけど少しも届かなくて自分だけが聞こえる 大きな音で踊るみんなを横切ったとして 誰が気付いてくれるって言うんだよ ああ、僕は何を思ってんだ わからないのがわからないよ 危なげなく刺さる虚しい声だった ああ、どうなんだ? 僕はどうなんだ? 忘れようと覚えようと問いただすけど死にはしないさ ああ、どうだって? 君はどうだって? どうせ僕と同じでしょって 言い切った後自分で後悔してしまった 「自分がわからなくて君に教えて欲しいんだ」 「私もわからないの。あなたが教えて」 「2人とも何でもないわ。溜め息が出ちゃうわ」 サイデンティティさ サイデンティティさ どうなったって 心が死んだって 忘れまいと失うまいと 足掻けるさって僕は歌った もう少しだって 君が言うからさ それを待って生きてみようと いつかの画面を見てちょっと笑ってみた