悲しみは風に乗って 君のことなら見てやいないよ 好きなだけ泣けばいいさ 弓張の月のように 分けてあげればいいじゃないか そんな君が素敵だよ たいしたことなら できはしないけど 日が昇り 君が笑う 少し先の未来で 声をひそめて 君が来るのを待っているから 憎しみが何を産んで 誰の心を満たすのさ 仄暗く 澱むだけ 確かなことなど どこにもないけど 日が沈み 君は眠る そして忘れてゆくまで 声をひそめて 君が来るのを待っているから 日向の匂いと そこらにもたれ 日が昇り 君が笑う 少し先の未来で 声をひそめて 君が来るのを待っているから