長すぎた夏よ 君をどこまで連れ去ってしまったの この部屋の中 彼女の温もりだけを残して 僕と違って 自由気まま・わがまま・甘えん坊 図々しいけどどこか憎めない 君の笑顔 「先に行ってるね」 揺れるカーテンの向こう側 もしもあの時 僕が手を離さなかったら 些細なことがきっかけの喧嘩も 窓辺に寝そべり雲を見る昼下がりも まだここにあったのかな 何気ない ありふれた日々よ どうか忘れないでいてよ 君が居ないとさ つまらないんだ なんてね 言えやしないけど 元気にしているんだろうか 待てど暮らせど便りはないけど この部屋もまた 奔放な彼女が恋しいようだ 風の噂 君は虹のたもとにいるんだって 羨ましいよな ぬけがけだなんて君らしいけど she has gone 些細なことがきっかけの喧嘩も 窓辺に寝そべり雲を見る昼下がりも もう戻らないのかな 何気ない 二人過ごした日々よ 気が向けばまた遊ぼうよ 君が居ないとさ つまらないんだ なんてね 言えば良かったな 俯いたままじゃ笑われちゃうな あの頃みたいに