小さい頃遊んだ 出町の飛び石 帰り道で食べる 17のアイス 朝陽の中で 交わした約束 とりとめのない日々と また比べて惹かれてる そう 幻でも 遠くに住む あなたの元へ うたかたの言葉 川波にゆれて消える 物語の かなたへ届け そばに来てだきしめて 形のない愛のままで 白い鳥にあげた 余ったパンのミミ 歩き慣れた道を また今も歩いているだけさ そう それだけなんだ 波に乗せて 移ろわせる 時の流れが 今はもうとてもこわい 小さな町の 片隅に置いた 言葉は呑み込んで 形のない愛で包んで 屋根に登って近づいた大空に 紙飛行機を雲の上へ飛ばす 遠くに住む あなたの元へ うたかたの言葉 川波にのせて運ぶ 物語の かなたの向こうへ そのままをだきしめて 形のない愛のままで