頬を撫でてゆく風 迫り来る悲しい声はどこへ消えた 行くあてもないままに時をたどる なつかしき歌にのせ 街灯に揺れる影 消えていくよ 瞼の裏に光る灯りたどる 未来を重ねた夏の夜に 秋を思い出し 背中に吹く誰かの息に気づかず ここにいるよ 世界のどこか遠い場所で 今も君は生きている 流された涙隠しはしない 君に届け 未来には解けぬまま 従順に過ぎていく 認識に触るほど また遠のいていく 世界のどこか遠い場所で 今も君は生きている 流された涙隠しはしない 君に届け 世界のどこか遠い場所で 今も君は生きている 流された涙隠しはしない 君に届け