木漏れ日に誘われて 目を覚ます思い出たち 止めどなくこみあげる熱い思い もう何度も 秋は過ぎて行ったのに 思い出の欠片たちを ひとつずつつないでみる 鮮やかに蘇るあの場面 不思議だわね あんなことも覚えてる 若すぎた二人の物語 どこにでもあるようなエピソード あんなにお喋りをしたのに 言えなかった 「ごめんね」だけ 幸せでいるでしょうか あの頃のままのあなたが 微笑んで私に何か語ってる 言いたいこと きっとたくさんあったのでしょう 同じ夢見てると思っていた 手を取り合っていると思っていた 過ぎてゆく時間の速さと 競っていた 私だけが 木漏れ日に誘われて 目を覚ます思い出たち 止めどなくこみあげる熱い思い もう何度も 秋は過ぎて行ったのに