待ち焦がれた曇り空 君を待つ合間の怠惰 愛しても消えない 想いだけを残してよ 日々は廻っていくよ ロシア文学の気怠さに惹かれた 冬のせいか 街に浮かぶ電波に吹かれた 少年少女のディスプロポーション 彼女の不格好な薬指に目を惹かれた 瞳閉じ踵を返してる あの頃の僕には もう戻れないなら いつか綴るか 痛い目なレター 嗚呼 目を見て 悲しむこと 忘れたいこと 君がいない部屋で 雨を待つ夜に 君は来ないことを知って 僕は暗い部屋で笑った 待ち焦がれた曇り空 君を待つ合間の怠惰 愛してよ 消せない想いだけを焦がしてよ 日々は廻っていくよ 滲んだブルーは空に舞った 覚えたてのプライド絞って スコールじゃないか! 詩は積もった! そして僕は曲に置き換えて 額を隠して 目は瞑って 呆れるほど涙を溢した ねぇ祝いたいな 祝いたいんだ 悲しいけど 忘れたいけど 君がいない部屋で 雨を待つ夜に 君は来ないことを知って 僕は暗い部屋で笑った 笑った