ねぇ まさかとは思ったんだけど そのまさかだった こんなとこでまた会うなんて 本当偶然だね あれから何してたのって 平気なふりでごまかすけど これはまさかとは思ったんだけど その逆さまだ 薬指には誰かの影 淡い期待は気の抜けた サイダーのように すぐにただの甘い幻想になってた 君は嬉しそうに あの頃と変わらないね なんて懐かしそうに話してるけど 何も変わってないのは 何も変われないのは 全部君のせいだよ なんて 言えないな ねぇ さよなら もう二度と会わないつもりだった そんな優しい目で笑わないでよ 風が吹いて季節が巡るたび あの日々がめくれるから また胸をかきむしる程の愛しさが 治りかけたカサブタを剥がしても ずっと痛くても居たいだなんて 本当馬鹿みたいだ もしもあの時に手を繋げたなら 二人離れずにそばにいれたかな そんなこと言わないし そんなこと聞かないよ だからせめてこの気持ちだけは ギュッと抱きしめて 離さないでいていいかな? おやすみ ごめんね 愛してるよ ねぇ さよなら もう二度と会えなくたっていい また風が吹いて 季節が巡る 君に出逢って時間が巻き戻る なんてあるわけないからさ ねぇ さよなら もう二度と会わないつもりだった そんな優しい目で笑わないでよ 風が吹いて季節が巡るたび あの日々がめくれるから この胸を掻きむしる程の愛しさは きっと忘れることなんてないから ずっと痛くても居たいだなんて 本当馬鹿みたいだ 叶わなくても好きだなんて 本当馬鹿みたいだ