ふいに夢の中で 触れたと思ったら 霞んで消えたような 君によく似ていた 形の無い誰か また会ってみたい気もする 目が合ってもどこか 逸れていたような そんな気もしなくない 悪い予感はいつも 言葉にはならない 見慣れてる街の景色の 中で笑う君の目は 死んでいたはずだろう 明日またここで 会えなくてもいいさ かじかんだ指で ほんの少し触れた君が 言いかけた言葉に今も 続きを探してる ゴミの中ゆらめく炎に見惚れて 長い夢を見てたよ 見慣れ過ぎた街は 遠くてもう帰れない 眠るだけでいいよ ぜんぶ忘れても 置き去りのままにした 迷いや言葉 色褪せた昨日に今も 続きを探してる 誤魔化した笑顔で 大体のことは分かっていたよ 強い言葉尻は 気付かれないように いつも少し震えていた 巡ってく季節の途中 変わり果てたのは 僕だけだったんだね