「問題ない。」とかよく言えるよな 楽しくもないくせに おいしくもないんでしょ? そういう時こそさ なんて憎いんでしょう フィルムにもなってない 笑ってる過去の自分 大切な物はなんだっけ? 駅裏の路地 すり抜ける絵手紙 行くも帰るも何もないよ さらばあなたの前で泣くな 男でしょ? 「夜風を肩で切り裂け。」 とブラウン管越しに言われたよ もったいないけど どうかしてるの 求められたのならば 犬にでもなるんでしょ? 夢を見るってのはなんて 愚かなんだろう 君が好きな 彼もまたみなしごなんだよ 大切な物はなんだっけ? 不可思議な夜 塗りかえる絵手紙 行くも帰るも何もないよ さらばあなたの前で泣くな 男でしょ? 「夜風を肩で切り裂け。」 とブラウン管越しに言われたよ 良くも悪くも笑えないよ なんて始まる 前の産みの痛みでしょ? 「口笛でツキを呼ぶんだ。」 と地下鉄の窓が揺れているよ 雨宿り 商店街の軒下で あなたの声が不意に届いた 行くも帰るも何もないよ ならばあなたの前で泣くか男だもん 「夜風を肩で切り裂く。」 とブラウン管越しに言うんだよ 行くも帰るもあなた次第でしょう 分かってるのも知ってるよ 「口笛でツキ呼んでやる。」 と地下鉄の窓を揺らすんだよ 揺らすんだよ