アタマん中に流れるメロディ 相も変わらずひねくれっぱなし 夢見がちとかいわれても いくら地味だといわれても あからさまに己をえこひいき 誰も泣かない 誰も俺の歌で泣かない 傘は差さない 俄かブルースじゃ俺は濡れない 嘘はいらない 絵空事なら満たされない おかげさまで 堂々 大人になれないんで賞 大人になれないんで賞を受賞 お構いなく貼られるレッテル 大人になれないんで賞 あがらねえうだつと 俺はいくつ季節を過ごしてしまったんだろう 歪めど きりがないので ありがたく受け取ったろう そのまま受け取ったろう 貴様ん中じゃ大事なメモリー 俺にしてみりゃ萎びっぱなし 100年前に滅びたセオリー ひとりカラオケ痺れっぱなし パッとしないといわれても 何度地味だといわれても はみ出してなきゃどうやら悲しい 面倒い魂 俺は負けない 俺は君の声に負けない さああくまで堂々と 雨垂れ 穿つ石 そう今なら 目一杯照明を当ててくれ 雷鳴に打たれ 風に吹かれカーテンコール 何も怖いもんないもんね 黒も白にしちゃうもんね そのうち誰にも相手にされないで賞 ひとりが楽なんで賞も受賞 ありがたさのかけらもない 超不名誉極まりないぜ 俺は泣きたい 俺は君の胸で泣きたい そんなことは今日も 誰にも言えないんでしょう 大人になれないでしょう