剥がれ落ちた時間 ただ拾い集めて どれだけの色を手にしたんだろう? 相反した僕の生活は とるに足らず今も淀んだまま 浮かんでいるような不安定感は 上がるか落ちるかも分かんなくて 現在進行で進む時間に 絆されて呼吸も出来ない 暗い暗い夜に沈んでいくんだ 感触も色も無い世界へ 深い深い闇に呑まれるような 瞬間と何度も顔合わせて 間違いに塗れた存在は あと何回息を吸って吐くんだろう? 今はまだこのままでいたいの 性懲りもなく、まだ紡ぐ僕の唄 「どうかしてる」なんて 言われたって分かんないよ 単純な正論にかまっていらんないの 彷徨って喚いて嘆いて 無様でいようと 僕は僕でいたいだけ 繰り返し何度も空回って 間違って最初のマス戻って まっさらなページは 鮮やかに染められていくんだ 「いつか終わっちゃう命なんで、 出し惜しみしてる時間はないね?」 そういって、また音を鳴らした 暗い暗い夜に響いていたんだ 見たこともないような旋律に 喰らい付いて離れはしないように 無我夢中で音掻き鳴らして 不安で押し潰されそうな 瞬間に何度掻き消されそうでも 答えは誰も分かりはしないよ? 飽きもせずに、また鳴らす僕の唄 暗い暗い夜が明けていくんだ ただ光が差した方角に 照らし出した行き先の方へ 何も考えずに歩いて行けばいい 今やっと本心で笑えたんだ 止まっていられる時間はないんだよ 間違いかどうかは僕が決めるよ 無様で愚か、故に僕の唄