夏が過ぎた 海辺の道を走ってく 大きなステイションワゴン 錆だらけで 光らなくなったバンパー 凹んだままのフェンダー 窓を開けて 潮風の中を 南へ…と 海を眺めて この道を 夏を追いかけて 走り続けよう どこまでも ペンチシートの 向こうがわに座ってた 君も今はいない 昨日までは 長い髪をなびかせて 微笑んで いたのに 幻さ 瞬く間に 消えてゆく 時の彼方へ 思い出は 高い青空へ 吸い込まれていった何もかも <♪> もしも何処かで 夏に追いつけたら君に 便りを出すつもりさ 白いハンカチに 海の藍いインクで画いた 想いを届けたい 君がまだ 僕を愛してた 八月に ふたりで見た あの夢を 忘れてないなら 今すぐに来て欲しい夏のある場所へ 君がまだ 僕を愛してた 八月に ふたりで見た あの夢を 忘れてないなら 今すぐに来て欲しい夏のある場所へ