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忘れ雪

Track by凪葵

73
2
  • 2024.11.29
  • 3:16
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歌詞

鋭く冷えた風が貫く寂寥は 答えの無い読解問題のように難解だ 水たまりを避けて駆ける小学生 横目に歩いた午後休みの下校 少し大人ぶって 真っ直ぐ歩いた 大きな制服は いつか似合っていく すり減ってしまった 履き慣れた靴 燈のチャイム それさえ懐かしくなるなんて 私にはとても思えなかった 過去とか未来はきっとここには 無くて 雪がただ降るこの街を今だと 吐き出す息は白く溶けてゆく 舞い散る雪が今 寂しさや焦燥の訳を 頬に落として気づいた どうして馬鹿してふざけた友達と 過ごす日々を スクールバッグに付いた傷と 重ねてしまうのだろう 走り出したバスが私を揺らしている 窓に映る顔は半透明だった 街は加速的に映り過ぎて行って 帰り道の意味を 知らないままだって 気づいてしまったんだ 未来はきっとここには無くて 雪がただ降るこの街を 黒板をなでるチョークの音が響く 校庭を眺めた朝 頬杖ついて 吐き出す息は 吐き出す息は 白く溶けてゆく 舞い散る雪が今 寂しさや焦燥の訳を 頬に落として気づいた いつか笑える時が来る そうして巡っていく スクールバッグの傷はずっと 消えないままでしょう 不器用なまま春になって 少しずつ大人になっていく

1曲 | 2024

このアルバムの収録曲

  • 1.忘れ雪
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