風に揺れる花弁に隠れた君が滲んで きて見えなくなるくらいに この目は僕の目は肝心な時に役立た ずだな どんなに遠くへ行ってしまっても 見上げる空は変わらないだろう 僕ら描いたあの落書きはどこに行っ てもそばにいるよ 風に花弁を託した君に僕の顔が見え なくなるくらいに この目は僕の目は泣きたくないのに 涙するから 旅立つ君に手を振るように 揺れている花弁の影に 隠れる僕を邪魔するように 風は止んで空に消えた どんなに遠くへ行ってしまっても 見上げる空は変わらないだろう 僕と君が描いたあの落書きはどこに 行っても どんなに遠くへ行ってしまっても 見上げる空は変わらないだろう また会えたなら笑い合えるように前 を向いて生きていこう サヨナラの合図は始まりの合図へ 人繋ぐ手のひら差し伸べた先へ サヨナラの合図は始まりの合図へ