微かに僅かに溶け出す 寂しさと強がりに 疲れて抜かれていく色が 私の何もない絵に 独り言は一人のため 油塗られていく 消える白 歌う 向かう 君のそばにいたくて 砕く 深く 言葉が反射していく 想像が往く 見えないとき 見たいよ時が 見せて解けて 微かに僅かに溶け出す 寂しさも強がりも 言葉に迸る印 手は届かない 空遠く 独り言が誰かの為 隙間なく広がる針の海 歌う 暗く 狭い心の唄を 砕く 広く 頭の世界を旅する 想像を往く 視えない時 見たいよ時が 見せて解けて 微かに僅かに溶け出す 寂しさと強がりに 疲れて抜かれていく色が 私の何もない絵に 冷静になれなくなるんだ 形成ばかりが気になって 平静の終わりがここにある 冷静でいられないままに 平成がおざなりのままに 清々した気分で笑えない 微かに僅かに溶け出す 寂しさと強がりに 疲れて抜かれていく色が 私の何もない絵に 塗り潰すよ 塗り替えるよ 私のエゴ 塗り潰すよ 塗り替えるよ 私のエゴ