君の気持ち知りたくて 君の秘密知りたくて 触れたくないよ今だって 壊れそうな日々だね 消えたくないよ今だけ 午前四時ふとよぎる 君が眠る街 不意に雨が少しぽつりぽつりと 降ってる ひとり、ふたり 夜に消えるなんて そんな馬鹿らしい! だから、溶ける すぐに溶ける 君の心の壁も少しずつ 解ける ほらね、解ける 僕の旅路はわからなくて心揺れる 心揺れる君のためには 何ができるだろう とける だから、とける 探してたのは秘密の場所 生き急いで 生き急いでいる すぐに呼んで僕の名前を 生き急いで 生き急いでいる 息を呑んで、ほら 『とける!』 日々の足跡は消えないけど そこから君は何が見えるの 水溜まりから逃げ出せるけど だけど、それはしないよ 時が止まる街 不意に雨がピタリ止んで きっとサイレンの音 ひとりどろり ふたり混じり ここは君の住む街 だから、触れる 君に触れる 僕の旅路は解らないからね 解ける、いずれ解ける 探してたのは不滅で秘密の どこまでもひとり歩くより ふたりでも道がくねるように どこまでも空が渇くように いつまでも日々が続くように 君の気持ち知りたくて 君の秘密知りたくて 壊れてないよ今だけ 触れたくないよ今だって 消えたくないよ今だけ