頬に 冷たい両手押し当てながら 笑うあなたに なにも聞けない そんな"おかえり" そして "おやすみ" 繰り返してふたりは 壊れていった ホントに嘘をついてたのは 逃げてた私かも 不安な夢から もっと強くなれたら 聞きたいこと聞いて 嫌われるくらいケンカ出来たら もっと強くなれたら 愛に強くなれたら 今なら解る優しさが見えてたら… たまに遠くへ行こう そんな約束しても 一日 部屋で過ごした だけどなんにもしない ただの休日さえも 大事で 幸せだった いつからだろう 胸の奥の 静かなザワメキに 耳を塞いだ ずっとずっと知ってた ずっと予感がしてた だけど淋しさは閉じ込めていた 違う空 違う場所 違う未来を見てた いちばん側にいた はずのふたりなのに <♪> 世界中のすべてに 背中を向けてでも あなたのことだけ抱きしめてたら もっと強くなれたら 愛を信じられたら ふり向く度に 吹き抜ける風が痛い