静かに Tick-tick-tick-tick-tick 聞こえる Tick-tick-tick-tick-tick あなたの? Tick-tick-tick-tick-tick わたしの? Tick-tick-tick-tick-tick 夢を見た レイトショー 並ぶ席 初めての距離で照れてる 台詞が頭はいらない 白黒の映画 滲むスクリーン 今あなたは息を飲み 鼓動が小さく響いてる その左手 行き先を 探しているのか 教えてほしい 二つめの真夜中 気づいたの 恋に目覚めていく私に 静かに Tick-tick-tick-tick-tick 聞こえる Tick-tick-tick-tick-tick 声が溶けてく 席と席 その真ん中の ポップコーン取るあなた その度に 右手が少し 強張ってしまうのは何故なの? 今あなたは息を止め 私の鼓動を確かめる じっと映画を見てるふり 合図も返事も出さないけど 二つめの真夜中 このときが 終わらないでと思っているの 静かに Tick-tick-tick-tick-tick 聞こえる Tick-tick-tick-tick-tick この胸の音 夢を見ただけよ 朝が来たのなら 二つめの真夜中 気づいたの(声にできない) 恋に目覚めていく私に (言葉は溶けて) 静かに Tick-tick-tick-tick-tick 聞こえる Tick-tick-tick-tick-tick 朝が来たって