いつか壊した人形が いつか直せる ものだとして雨が降る いつか壊した人形が いつか直せる ものだとして 雨上がり思い出せたのは かすかに 覚えのある懐かしさ そこの道ゆくお嬢さん 『どうか僕と踊ってくれませんか? 』 すると彼女は手をとってこう言った 『物陰から何を言うの?』 プライドを壊されたウサギは 狂った時計を頼りに 進まないよ秒針がと嘆き 沈んだまま浮かんでは来ない そこの道ゆくお嬢さん 『どうか僕と踊ってくれませんか? 』 すると彼女は手をとってこう言った 『物陰から何を言うの?』 プライドを壊されたウサギは 狂った時計を頼りに 進まないよ秒針がと嘆き 沈んだまま浮かんでは来ない 赤い目のあわてんぼうのウサギは 壊れたままの彼女を抱いて 飛び込んだ。 あの頃の青い海がホントの 二人の色だと思ったんだね