僕らは何も知らないままに 大人になっていく 色褪せない物僕らは探しながら 重ねた年月降り積もる夕暮れ まぶたの裏側かすかに残る君の色 記憶の彼方に 置き忘れてきたものいつか 僕らは何も知らないままに 大人になっていくけど 見果てぬ夢とあの日の空 守るための未来を さよならを繰り返す 長い夏が終わりを告げる 何もできずに過ごした日々の 未来のどこかに君がいて まだ見ぬ夢はとぎれとぎれでも 未来を射すから 涙の果てに君を探した 未来のどこかに君がいて 真夏の夢と見果てぬ空 青い日々の呼吸 夕暮れ間近のナツメの色 僕らが追い越した揺れる未来の果て