〈♪〉 春は桜の並木道で 秋は落ち葉の舞う丘で 過ぎた日の記憶 楽しいほどに深く 今を傷つける いない君を呼んで 夏の西陽のような想い 冬に降るはずの雪が音をたてて 閉ざされた季節 時間(とき)は鼓動止めた 幾千回も「会いたい」 願うたび 絶望が私を連れ戻す ただ 会いたい その未来 信じたくて もう一度叫ぶ 会いたい。 〈♪〉 君とお茶した古いカフェ 消えて 新しいビルができた街は 何もなかったように急ぐ 誰も明日へ 数えきれない「さよなら」 きりがない独り言 見えない手紙 ああ さよなら 分かってる 会ったって あの日の君には 会えない。 〈♪〉 幾千回も「会いたい」 願うたび 絶望が私を連れ戻す ただ 会いたい 捜しもの 忘れもの 希望と呼ぶもの もう「さよなら」 きりがない独り言 見えない手紙 ああ さよなら 分かってる 会ったって あの日の君には 会えない。