叶えたい未来はいつでも 変われない自分の裏側に 部屋の片隅で眠る 結晶と 何度も磨こうとしては また投げ出して問いかけてみる 何者にもなれない そのままでいいかい 湿った砂の上 描けなかったのは 指先でなぞった いつしかの 理想の自分で 溢れ出す 思いの一粒拭って 声にならない声を枯らして あと一歩だけ 悔しさも乗り越え その先の景色へ また一つずつ重ねていこう 顔を上げて 艶やかな顔してさ 見つめてくる向日葵に 誰かを思い浮かべた 午後は 柔らかな笑顔が見れた またおまじないがかかるけど 誰かに頼るばかりの自分でいいかい 乾いた空の下 描きたかったのは 想像で塗り固められた 明日の自分で 滲んでく 願いの一筋辿って 声にならない声で叫んだ あと一秒だけ 美しさなんていらないからどうか まだまだまだ終わらないで 手を伸ばした 引き換えにした時間 刻んだ分だけ 輝くものだと信じていたけど 灯るだけで精一杯の星が 辿り着いた場所はゴールじゃない 紡いだ夢の続きへ 溢れてく思いの一粒 掬って 一人じゃない その声に押され また踏み出せる 晴れてゆく景色 出逢えた奇跡に この手の中 芽吹く温もりが 溢れ出す 思いの一粒拭って 声にならない声を枯らして まず一歩だけ 悔しさを乗り越えた先で待つ日々へ また一つずつ重ねていこう 顔を上げて