はじめましての君は今でも 僕の網膜にじっと焼き付いて 強さと弱さが同居して 有り余る好奇心を 隠せないようで 転がり合うように僕ら惹かれ合い 知れば知るほど また足りなくなり 君に会うまでの人生が まるで嘘みたいに I love you So 結べないおもちゃの糸を渡されて 愛の真似事誘って どこか楽しんでいたね 今はまだ二人に答えは出ないけど 君がくれた渇き 標にして水を探す 突然打ち切られた連載 読者の疑問は 解決されることはなく 閉じたようで空いたままのドア 猫がすり抜ける 隙間だけ残して 主人公が僕たちだとしたら どんな結末を望んだ? 描かれなかった 夢の続きは この歌の通りに I miss you so 愛のために人は悩み傷つく ほんとに欲しい物を 我慢して大人になって 穏やかな午後 年老いて目を閉じる時 笑った君の顔が ふと浮かぶそんなこと 例えば この瞬間全て忘れて ナイル川かどこかへ 飛んでって 君と糸を結んだとして それは幸せだろうか 結べないおもちゃの糸を渡されて 愛の真似事誘って どこか楽しんでいたね 与えられた 役割を演じ続けよう あの日感じたことを 嘘にしない そのために 向こうみずな二人は今日も除け者 互いの空白感じて 不貞腐れたりもする 真実を今日も 胸のポケットにしまって いつか会えるその日を 待ち焦がれて 僕は生きる