彼の青空の中 飛行機雲からまって 出口のない頭脳のように 変な模様生みだした 今何ができる? から騒ぎの幕開け 彼の瞳曇った 誰も気付いてはくれない でも私は知っている 彼を抱きしめて誰か 凍えそうだから 果てしなく踊っても 浮かばれないことを 彼は知っている それでも踊り続ける 彼は考えていた そして訳もなく言った ”僕はなぜ一人なんだろう” 僕はなにがしたいんだろう?” もう傷つかないで 明日は平和だろうか 彼は歩けるだろうか 雲はほどけるだろうか 私が見えるだろうか 彼を抱きしめたい この腕が凍り尽きるまで 窓を開けても 朝が来ないことを 彼は知っている それでも空を見ている それが自分の しっぽだということを 彼は知っている それでも回り続ける 回り続ける 回り続ける 回り続ける 回り続ける 回り続ける 回り続ける