魚のいない川と名前の無い道 交わる橋の上でたたずんでる僕 みんな隠れた夢と行方の無い風 流れは確か今も続いているはず ゆるやか、投げた石の描いた「弧」のように ゆるやか、おちて幾重に光る「輪」のように そして ゆるやかに頬、丸みおび 悲しみの向うへ僕はいま笑った 水の彩なす方へ流れてゆこうと ゆるやかに頬、丸みおび 悲しみの向うへ僕はいま笑った 水の彩なす方へ流れてゆこうと 東に残る青と西ににじむ赤 交わる空の下に息づくもの達 あざやか、花の色の示す「個」のように あざやか、鳥の声の創る「和」のように そして あざやかに頬、紅みおび 悲しみの向うへ僕はいま歩んだ 時の彩なす方へ続いてゆこうと あざやかに頬、紅みおび 悲しみの向うへ僕はいま歩んだ 時の彩なす方へ続いてゆこうと あざやかに頬、紅みおび 悲しみの向うへ僕はいま歩んだ 時の彩なす方へ続いてゆこうと あざやかに頬、紅みおび 悲しみの向うへ僕はいま歩んだ 時の彩なす方へ続いてゆこうと