風に解けた約束はいつか 時を越えて <♪> 窓辺から眺める 景色は何時もと変わらずに 暦を刻んで 私の鼓動を奪い去る 遠い遠い彼方を見つめて この手を包んで静かに貴方は また逢えると言った そう優しい微笑みで また逢えるよと 真っ白な嘘を呟く 遥か未来へ <♪> 庭先の向日葵 二人愛でた淡い淡い記憶 憶(おも)いだす度に 切なさが胸を締め付ける 遠い遠い彼方(かなた)を見つめて この手を包んで静かに貴方は また逢えると言った そう優しい微笑みで また逢えるよと 真っ白な嘘を呟く また逢えると言った そう 哀しい微笑みで また逢えるよと 透明な嘘を囁く 私も同じように 貴女の頬に触れて その眼をみつめ 嘘を呟く あの雪よりも 雲より 透白(とうはく)な嘘を また逢えるねと