高架を走る小田急線 束の間の沈黙 乱反射する水面を ただ2人で見つめている 変わらぬ帰り道 きっとずっとこのまま 毎日を繰り返し生きていく でも全然何も分かってなくて 将来なんて考えてないし 君と居る時間が ただ何よりも楽しかったんだ いずれ来る別れに 気づかないフリをしていても 胸の中では分かっていたんだ 君だったんだ僕の恋は 近すぎて気づかなかったけれど ひらり揺れる木葉が まるで心の物差しの様 何年経っても僕は 君の横を歩いていたいんだ 夕日が沈む水平線 訪れる夜に咲くゼフィランサス このまま2人で 初めて会った時君とは 上手く付き合っていける 気がしなくて 互いに避けてまるでかくれんぼ もういいかい もういいかい もういいよ でもね段々時を重ねる毎に ゆっくり君に惹かれていって 君といる時間が 少しずつ待ち遠しくなっていたんだ 離れたくないんだ 君の隣を歩いていたいんだ 止められないよ 僕は君が好き 君だったんだ僕の恋は 遠ざかる君とまた会いたくて 朧げに差し込む 月の光を頼りに駆け出して 何年経っても僕は 君のその笑顔を見ていたいんだ 抑えきれず叫んだ 夜に重なる2人の掠れた声 僕だったんだ君の恋は 互いに気づかないフリしても 募っていく思いに 嘘がつけずに全部溢れてる 運命なんだ僕たちは 終わりの来ない日々を過ごすんだ 朝日が昇る水平線 訪れる春に咲くゼフィランサス このまま2人で 夢物語描こうか