北口で待ち合わせしたのに 方向音痴な 君は迷子 南口 人ごみの向こうに きょろきょろしてる 君を見つけた 不安と嬉しさ 混じった顔を 見てると 胸が キュンとして 声かけないまま 見ていたくなる 僕は 少し いじわるかな? 君がかぶる 赤いニット帽 目印にして 近づいていく どんな風に おどかそうかな 思わず顔が にやけてしまう お気に入りの 赤いニット帽 君がかぶり 始めたから それは冬が 来たということ また新しい 1ページを あと少しのとこで振り向かれ まぬけな顔を 見られて終わり 赤くなるのは 僕の方だね 冬の寒さの せいにしよう 街の人ごみも 今では味方 身を寄せるには もってこいだ 風の厳しさに 負けないように 腕を組んで 想い紡ごう 君がかぶる 赤いニット帽 あたたかそうで 触りたくなる 首にあたる ウェーブの髪 優しい匂い 流れ込んでく お気に入りの 赤いニット帽 君がかぶり 始めたから それは冬が 来たということ また新しい 1ページを 君がかぶる 赤いニット帽 目印にして 近づいていく どんな風に おどかそうかな 思わず顔が にやけてしまう お気に入りの 赤いニット帽 君がかぶり 始めたから それは冬が 来たということ また新しい 1ページを