もう幼い頃に会えたあの子はいない 彷徨う夢 真っ白なこの画用紙に描いた地球 大きな将来 ほら 日々を重ね知ってしまう変化に もうら 耐えることができなかった大人へ ああ夜 思い出す 淡い狭い温もり 生まれたままでいさせて 名もない姿 湧き上がる命の泉 お願い お願い 天使のせがむ唇 此処は記憶の欠片もない 七つのキスで目覚めさせられて ただ君のその手に触れる 無邪気に遊ぶ君はいつか拾ったそのビー玉を 小さな手で転がし綺麗だねと見透かす 星のように丸い目に曇りはなく 反射して海の底まで澄み届いていた 操作 眠るたびに泡となって消えゆく 交差 宝石は今となればガラクタ あれ また迷い出す 濃い広い冷たさ ひび割れた偽りの身体 守るための正義はどこに向けよう 誰のために生きているのか不安で 瓦礫の山に咲く花と 光り輝く太陽の恵 僕はただ空の青に滅入る 青に まだ期待している もう気づいているでしょう 宿り宿れ 落とされて連れ戻されて 止めて針を 突き刺して胸の奥に 愛の世界に見知らぬ住人 灰と化したサナギの群れに混じって そんな そんな 追いてかないで 名もない姿 湧き上がる命の泉 お願い お願い 天使のせがむ唇 此処は記憶の欠片もない 七つのキスで目覚めさせらて ほら君のその手は離れる