忘れな草が咲く頃に 花びらの色 思い出す 静かな目をしたあの子と 高く空に上っていく夢 <♪> 飛行機雲を日向に描く ロケットボーイズと 眺めて笑う突拍子のない 慈愛を胸に抱くガールズ 時はぐるぐる そんな僕らも みんないなくなって おざなりになるくらい 目まぐるしい日々に切なくなる 「いつかまたここでね」 さよならの声がいつまでも 響いて背中を押すこともなく 僕らを繋いだ 曖昧なことも単純なことも みんな色付いていく 言葉にならないこのくすぶった 気持ちを抱きしめていたいよ 曖昧なことも単純なことも みんな同じだって 僕らの歌 この胸の真ん中で 花を咲かせている <♪> 駆け出した一人の午後 だあれもいない街をくぐり 廻る遊びからいちぬけて 君のことを思い出にしてしまう <♪> サークルゲームを続けて 僕は祈って君は歌う 消えない幻を叶えよう だから祈って僕は歌う サークルゲームを続けよう 僕らは跳ねて重みを知る 変わる喜びや悲しみを ここで祈って 歌にしてみたりする 「やっとまた会えたね」 懐かしい君の声がする 気づけば僕らは 宙に浮かび上がって 時に追いやられ 曖昧なことも単純なことも みんな花びらのよう 漂いながら空を廻っているだけ 振り返らないで 風に運ばれた忘れな草が みんな追い越していく 僕らの歌 ずっと先に あの色の花を咲かせている