南風のショールに 抱かれながら一人きり レンガの街愛にはぐれて そう私は名前もない 孤独なバレリーナみたい もうあの日の陽射しに似た 踊りも忘れてしまった 広場の石畳拍手の渦 あのときめき遠い記憶 カルナバルに紛れて 人の波に流されて 熱いリズム浮かれるように 許さないで私を 砂の嵐さらわれて傷ついても 知らぬふりしてアデューラムール 今うしろを振り返れば ぬくもり恋しくなるだけ 真赤に燃える空炎の花 あの接吻熱いめまい カルナバルに紛れて 長い旅に疲れ果て ここの街にたどり着いても 許さないで私を 甘い夢に裏切られ泣いていても 違う私よアデューラムール カルナバルに紛れて 人の波に流されて 熱いリズム浮かれるように 許さないで私を 砂の嵐さらわれて傷ついても 知らぬふりしてアデューラムール